2025年6月4日(水)
時間がないぞ
午後の提案に向けて、朝からオンラインで繋ぎながら追い込みの作業をする。コンセプトの言葉まわりと、ロゴの2稿。ブランドのシンボルとして相応しい切り口を永遠と探し、きみちゃんはコンセプト文、ありさはロゴのデティールの調整を繰り返す。そして自分は、そのデザインの考え方をみんなにひらくために、どう説明しようかと考える。余裕を持ちたいとわかっていながら、ぎりぎりまで調整してしまう。粘りがものを言う仕事。時間がないぞ!
水曜日は働かない…?
気づいたら昼前で、秋から今まで長いことお世話になった毛布をコインランドリーに洗濯しにいく。その隙に近くの産直で苗を物色。パプリカやらシシトウやらを買い足して川添いへ。まだまだ余白の大きい畑に苗を植えて、庭の雑草を抜きまくる。見上げると柿の木がぐんと葉を広げている。日頃のPC作業で凝り固まった体がほどけていくように感じる。水曜日は働かない。と決めたはずだけれど、なかなかそうならない最近のデイオフ。
うれしい夜
今日はたくさん働いた。気がつけば日が長くなってきて、気候は最高だし、夕方の風が気持ちいい。わ~お酒がのみたいな…とすっかり飲酒モードになって街をうろうろする。誰か友だちに会いたいなあ、誰か誘おうか、でも今すぐ飲みたいからすぐに来てくれる人がいいな、そういえば松本で「今から飲み行こ!」って急に誘える人って案外少ないなあ…とか考えながら、歩いているといつも満席の居酒屋「山女や」が目に飛び込んでくる。ダメもとで「ひとりなんですけど…」と扉を開けると、奥の席が一席だけ空いていて、奇跡的に通してもらった。そして、その隣には友だちのひかるちゃんがひとりで日本酒を飲んでいて、わたしを見つけて目を丸くしている。わたしは飛ぶように暖簾をくぐって二人で乾杯した。
朝|真拓(諏訪から)
昼|大雅(秋田から)
夜|文月(松本から)
ここからどう生きていこうか?
「結局ご自分がどうしたいかでしょう?」と、愛聴しているPodcast「叶姉妹のファビュラスワールド」で恭子さんがおっしゃってました。そう、ほんとうにその通りなんだよね。 きっとぜんぶ、ほんとうはシンプルなはずだけど、自分がなぜかそれを複雑にしている。 起きてもいない未来の不安がのしかかって、自分をひどく不自由にしてしまう。でも、自分のことを一番心配してくれてるのも、自分なんだから、最近はこの心配性で臆病なわたしの性格のことを少しだけ愛おしく思うよ。
じゃあ、ここからどう生きていこうか?答えはシンプルにいこう。どんな自分でも愛すること、自分を愛してくれる人を大切にすること、愛されている自覚を持ってちゃんと生きること。
これは決意みたいなもの。今はうまくできていないけど、できるようになりたいから、思いきって口にしてみる。いつだって自分で決めることが大事でしょ。
最近、あなたが自分のために決めたことはある?
書いた人|文月
あとがき
あっという間に6月ですね。約1ヶ月前にお披露目した『不確かな日々』とZINE『本をつくるということについて話そう?』、着々と全国の書店さんにてお取引が始まっています。もしお近くの書店さんがあれば、ぜひお立ち寄りください!(大雅)
▽取り扱い書店一覧(以下ページ下部)
https://hitorigoto-publishing.com/